2024/10/19(土)
栃木県宇都宮市森林公園
10.3㎞×7lap=721.1㎞
出場選手:佐藤宇志・湯浅博貴・佐藤光
レースレポート:三瀧光誠 チーム監督
このレースをもってチームとしての活動も今シーズンは終了。
ジャパンカップの前座レースとはいえメディアや観客も多くチームを知ってもらえる場としては格好のレース。
コースも山岳が厳しくチームとしても勝機のある大会。
前日に雨が降っていたのもあり下りはスリッピーな路面状況。
前日のMTGでものぼりで勝負しつつ下りは注意しつつも前方で下るようなレース展開
レースは序盤からアタックが繰り返し発生する激しい展開に。TCSも入れ替わりアタック合戦に参加。
その結果、2周目の古賀志林道で佐藤宇志を含む3名(宇賀選手:さいたま佐渡さんブレイブ 米谷選手(リオモベルマーレ)の逃げが決まる。
後続に約30秒差を付けレースは一旦落ち着くかと思われた矢先、ゴールまで残り1キロ付近で佐藤宇志が前方選手の後輪に接触し落車。そのままDNFとなってしまった。
宇志に大きなケガはなく擦過傷のみではあったものの、レースを動かしていける位置にいただけに本人含め大変悔やまれる結果となってしまった。
先頭から佐藤宇志が抜けた2名は5周目まで逃げ続けるが、ここで直近のレースで好調を維持している佐藤光と島野翔汰選手の2名が先頭に追い付き4名の先頭集団が新たに形成された。
この動きで後続にも約30~40秒差を付けて周回数を重ねていく展開となりTCSとしては絶好の展開。
また佐藤光は6周目にあるスプリントポイントを3位通過し表彰台に上がる権利を得る。
そしてそのままのタイム差を後続に付けてラストの7周目に突入、直前までの好調さからこのまま上位4名での優勝争いが予想された。
しかし、古賀志林道の山頂付近で宇賀選手がアタックし抜け出す。
佐藤光は残念ながら後れを取ってしまう。
優勝は上りで抜け出した宇賀選手がそのまま逃げ切り。
光は追い上げる後続集団に吸収されてしまい集団後方の15位でフィニッシュ。
また序盤に動きを見せた湯浅も中盤以降集団から遅れたものの29位でフィニッシュとなった。
残念ながら優勝には届かなかったが、全体でも43人しか完走できていない厳しいレースとなる中で、3選手とも実業団選手として良い動きを見せていたレースであった。
今回のジャパンカップオープンを持って今シーズンにおけるチームとしての活動は終了となりました。
チーム初年度にも関わらず関係者をはじめ応援頂いた多くの方々によるサポートを頂き活動、大きな経験を得ることができましたこと、チームを代表して感謝申し上げます。
なお、個別での活動はまだ以下の通り予定されております。
11/2 ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム
佐藤光(スペシャルチームの一員として参加予定)
11/10 ツール・ド・おきなわ
佐藤光(沖縄県チームとして参加予定)
11/10 MARUNOUCHI CRITERIUM(仮称)”
佐藤宇志 湯浅博貴(TeamCyclersSNELとして参加予定)
引き続き温かい応援の程、何卒宜しくお願い致します。
TeamCyclersSNEL 三瀧光誠
photo Satoru Kato